海南市議会 > 2010-03-08 >
03月08日-06号

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  1. 海南市議会 2010-03-08
    03月08日-06号


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    平成22年  2月 定例会                平成22年             海南市議会2月定例会会議録                 第6号             平成22年3月8日(月曜日)---------------------------------------議事日程第6号平成22年3月8日(月)午前9時30分開議日程第1 議案第12号 平成22年度海南市一般会計予算日程第2 議案第13号 平成22年度海南市国民健康保険特別会計予算日程第3 議案第14号 平成22年度海南市老人保健特別会計予算日程第4 議案第15号 平成22年度海南市後期高齢者医療特別会計予算日程第5 議案第16号 平成22年度海南市介護保険特別会計予算日程第6 議案第17号 平成22年度海南市産業廃棄物処理事業特別会計予算日程第7 議案第18号 平成22年度海南市地域排水処理事業特別会計予算日程第8 議案第19号 平成22年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第9 議案第20号 平成22年度海南市港湾施設事業特別会計予算日程第10 議案第21号 平成22年度海南市簡易水道事業特別会計予算日程第11 議案第22号 平成22年度海南市水道事業会計予算日程第12 議案第23号 平成22年度海南市民病院事業会計予算日程第13 議案第24号 藤白都市下水路幹線管渠工事請負変更契約締結について日程第14 議案第25号 財産の取得について日程第15 議案第26号 海南市教育委員会委員任命の同意について日程第16 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第17 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第18 発議第1号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第19 発議第2号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書(案)---------------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(24名)      1番  中西 徹君      2番  片山光生君      3番  中家悦生君      4番  上田弘志君      5番  栗本量生君      6番  磯崎誠治君      7番  久保田正直君      8番  尾崎弘一君      9番  浴 寿美君     10番  川端 進君     11番  宮本憲治君     12番  岡 義明君     13番  矢本 伊君     14番  寺脇寛治君     15番  宮本勝利君     16番  前田雄治君     17番  前山進一君     18番  川口政夫君     19番  黒原章至君     20番  榊原徳昭君     21番  瀧 多津子君     22番  河野敬二君     23番  出口茂治君     24番  山部 弘君 -------------------説明のため出席した者   市長          神出政巳君   副市長         宮脇昭博君   総務部長        田中康雄君   くらし部長       田中伸茂君   まちづくり部長     田村彰男君   水道部長        冷水茂則君   病院事業管理者     小山 陽君   市民病院事務長     伊藤明雄君   教育長         西原孝幸君   教育次長        児嶋俊治君   消防長         岩崎好生君   くらし部参事クリーンセンター所長               山西一通君   企画課長        塩崎貞男君   総務課長        岡本芳伸君   財政課長        谷 勝美君   税務課長        楠戸啓之君   総務部専門員      口井康秀君   社会福祉課長      土井 博君   高齢介護課長      脇 久雄君   保険年金課長      平田喜義君   子育て推進課長     坂部孝志君   健康課長        芝村幸志君   環境課長        榎 重昭君   土木課長        畠中康行君   農林水産課長      竹中敏彦君   商工観光課長      北口和彦君   都市整備課長      畑中 正君   管理課長港湾防災管理事務所長               田尻信樹君   業務課長        西本幹夫君   工務課長        山縣弘幸君   施設維持課長      筈谷公一君   施設維持課技監兼下津浄水場長               梶田純司君   施設維持課技監兼室浄水場長               橋本好樹君   市民病院事務局次長総務係長               山東昭彦君   教育委員会総務課長   服部 博君   生涯学習課長      有本勝則君 -------------------事務局職員出席者    事務局長       寺本順一君    次長         坂部泰生君    専門員        瀬野耕平君    係長         岡室佳純君 -------------------          午前9時30分開議 ○議長(出口茂治君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 ------------------- △日程第1 議案第12号 平成22年度海南市一般会計予算 ○議長(出口茂治君) これより日程に入ります。 日程第1 議案第12号 平成22年度海南市一般会計予算を議題といたします。 2款地方譲与税について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって2款地方譲与税に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、3款利子割交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって3款利子割交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、4款配当割交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって4款配当割交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、5款株式等譲渡所得割交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって5款株式等譲渡所得割交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、6款地方消費税交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって6款地方消費税交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、7款ゴルフ場利用税交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって7款ゴルフ場利用税交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、8款自動車取得税交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって8款自動車取得税交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、9款地方特例交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって9款地方特例交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、10款地方交付税について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって10款地方交付税に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、11款交通安全対策特別交付金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって11款交通安全対策特別交付金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、12款分担金及び負担金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって12款分担金及び負担金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、13款使用料及び手数料について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって13款使用料及び手数料に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、14款国庫支出金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって14款国庫支出金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、15款県支出金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) 35ページの2目、下から4行目です。 ちょっと一般質問のことも関連あるかと思いますので、自殺対策緊急強化基金補助金75万円、これについてちょっと内容を教えていただきたいのでよろしくお願いします。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 土井社会福祉課長   〔社会福祉課長 土井 博君登壇〕 ◎社会福祉課長(土井博君) 8番 尾崎議員からいただきました35ページ、自殺対策緊急強化基金補助金でございますが、この補助金につきましては、近年自殺者が3万人を超えたとかといったようなそういう状況の中で、県下におきましてもそういう対策を講じるために、これは今回のこの補助金でございますけれども、これは啓発というような形で行おうということで、現在自殺を防止するための啓発を考えまして、パンフレット等の作成を考えているところでございまして、歳出予算では消耗品ではございますけども、そうした予算を計上してございまして、それの4分の3の補助金が県からいただけるということでございますので、75万円を計上させていただいているところでございます。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって15款県支出金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、16款財産収入について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって16款財産収入に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、17款寄附金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって17款寄附金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、18款繰入金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって18款繰入金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、19款繰越金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって19款繰越金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、20款諸収入について質疑に入るわけでございますが、本款については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) 50ページでございます。 まず最初に、3目の1節雑入の中で、上から3つ目で、広告収入について教えていただきたいと思います。 これは他の議員も質問し、また提案もしてきたのでございますが、これについて一応その内容っていいますか、72万円のどういうふうな広告でどのくらい見込んでいるのか、お聞きしたいと思います。 それから、この説明全体の中でかなり数がありまして、その他を入れますと三十何件ぐらいの説明があるんですけれども、この中で雑入でなしに他の科目に適用するようなものもないかと思いまして、2点目として質問するんですが、例えば農業者年金事務委託金など、これ国庫からだと思うんですが、国の委託金になるのではないかと思うわけです。それから、駐車場用地利用料というのもありますが、これも内容をちょっと詳しく知らないんですけれども、財産収入か、他の中に適合するのではないかとも思うので、その他似通ったものがあるんですが、差し当たりこの農業者年金事務委託金を例に挙げて御説明願いたいと思います。 それから、3つ目は、その他雑入ですが、944万5,000円ありますが、これを入れますと先ほど言いましたように28項目と、それにプラスどのくらいあるかわかりませんが、細かくいきますと時間もかかりますので、差し当たり件数をお尋ねいたしたいと思います。 以上、3点よろしくお願いします。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 塩崎企画課長   〔企画課長 塩崎貞男君登壇〕 ◎企画課長塩崎貞男君) 8番 尾崎議員の御質疑に御答弁申し上げます。 予算書50ページの雑入の中の広告収入72万円についてでございますが、これは新たな財源を確保するため、平成21年度から市の広報紙及びホームページ民間企業等の広告を有料で掲載する制度を始めておりまして、この制度による平成22年度分の収入となっております。 掲載料金ですが、広報紙に掲載した場合は1カ月2万円、ホームページへの掲載は1カ月1万円となっております。平成22年度の広告収入の見込みとしましては、延べの月数で広報紙12カ月分、ホームページ48カ月分の収入として72万円見込んでおります。 市の財政状況は厳しい状況にありますので、財源確保のため積極的にこの制度のPRに努めてまいりたいと考えております。 御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(出口茂治君) 谷財政課長   〔財政課長 谷 勝美君登壇〕 ◎財政課長(谷勝美君) 8番 尾崎議員の予算の説明書50ページの3目雑入につきましての御質疑に御答弁申し上げます。 雑入でございますけれども、地方公共団体歳入予算上どの款にも属さない収入が諸収入であり、諸収入のうちどの項にも属さないものが雑入であると規定されてございます。また、雑入の目といたしましては、地方自治法施行規則第15条の規定によります様式におきまして、滞納処分費、弁償金、違約金及び延納利息、小切手未払い資金組み入れ、雑入という5つの目に区分されていると規定されております。その関係上、こういうふうな雑入という項目ができております。 また、議員から御指摘ございました、例えばということで、農業者年金事務委託金につきまして御説明申し上げます。 例として国民年金との違いを申されておりましたけれども、どちらも年金事務の委託金でございますけれども、国民年金事務委託金につきましては、国から支払われる委託金でございますので、14款の国庫支出金に計上してございますけれども、この農業者年金事務委託金につきましては、独立行政法人農業者年金基金から委託料が支払われますので、ただいま御説明申し上げましたように、19款までのどの款にも該当いたしませんので、この20款諸収入として雑入の項目に計上させていただいてございます。 また、この雑入につきましては多種多様でございまして、すべてを記載することは難しいと考えておりますので、金額の少額なものや臨時的収入などを、その他雑入としてまとめて計上してございます。 その他雑入の件数はということでございますけれども、平成22年度の予算におきまして、その他雑入に組み入れている件数につきましては20件でございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 土井社会福祉課長   〔社会福祉課長 土井 博君登壇〕 ◎社会福祉課長(土井博君) すみません。議長のお許しを得まして、先ほど私、御答弁申し上げました35ページ、8番 尾崎議員の御質疑にお答えさせていただきました15ページ、それから民生費県補助金社会福祉費補助金、下から4行目の自殺対策緊急強化基金補助金75万円の積算基礎でございますけれども、私先ほど御答弁で、パンフレットつくってその4分の3というふうにお答えさせていただいたところでございますが、全額10分の10の誤りでございます。おわびし、訂正させていただきます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) どうもありがとうございました。 広告収入についてですけれども、前年度も広報とホームページ、多分同じやったと思うんですが、額は少ないけれども、これは本当に役所の努力で収入を得るもので、ほかのものは返還金とか使用料とか必ず入ってくるものでありますが、こういったものはなかなか難しいけれども取り組んでいく必要があると思います。それで、どのようにほかのことを考えるのか、ひとつお聞きしたいと思います。 例えば、ホームページ、広報紙ありましたけれども、納税通知書の封筒とか、職員給与の明細票にとか、それから市の施設、体育館とかそういうところで人の出入りの多いところで看板をするとか、これは他市の例から見ているわけですが、当市にも該当すると思いますので、そういったものを考えて、その上で広報とホームページしかないのか、その点、検討しているかどうか、ひとつお伺いいたしたいと思います。 それから、農業者年金の委託金を例にとりましたが、それであれば、農業者年金基金事務委託金とか何とか、その名前の考え方もありまして、このままでいきますと国の委託金と同じように思うんです。その点、いかがでしょうか。 2点お伺いいたします。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 塩崎企画課長   〔企画課長 塩崎貞男君登壇〕 ◎企画課長塩崎貞男君) 8番 尾崎議員の再質疑に御答弁申し上げます。 広告料収入にかかわって、ほかに検討をしていないかということでございますが、市の財政状況、厳しい状況にありますので、新たな財源の確保というのは重要なことでございまして、現在、広告料の収入、これはホームページと広報紙への民間企業の広告を掲載するということで、取り組みを今年度から始めたわけですが、議員御指摘の施設とか封筒とか、そういうふうな他のものに企業の広告を載せて収入を得る方法もあると思いますので、現在まだ検討しておりませんですが、今後検討させていただきたいと思いますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(出口茂治君) 谷財政課長   〔財政課長 谷 勝美君登壇〕
    財政課長(谷勝美君) 8番 尾崎議員農業者年金についての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 今の名称では国の委託金と間違う、名称を考えたらどうかというふうな趣旨の御質疑だと思います。 名称につきましては、他市でもいろいろな名称を使われて予算書に計上しているところがございますので、他市での名称を参考にしながら今後検討させていただきたいというふうに考えてございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) 検討していただくというのでよろしくお願いいたしたいと思いますが、この広告収入につきまして、自主事業として大変重要なもので、金額は少ないけれども、こういったものは、その他雑入の中に埋もれてしまうのはどうかと思うので、もう一点検討して、検討ってこっちから言うたらあかんけれども、していただきたいのは、3の雑入の次に4ぐらいこしらえて、やはり事業収入とか何か自主的なものを設けられないか。て言いますのは、このその他雑収入に、こういう努力の中に1つ、30、40の中に埋もれてしまうのはいかがなものかと思うわけです。そういった点、どうですか。ひとつお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 谷財政課長   〔財政課長 谷 勝美君登壇〕 ◎財政課長(谷勝美君) 8番 尾崎議員の50ページの雑入の中の広告収入につきましての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 雑入で一くくりにせずに、事業収入というふうな目出しをしたらどうかという御質疑だと思います。 他市の状況につきましても、他市のほうで広告収入を得ている市がかなりあると思いますので、そのような市に問い合わせながら今後検討させていただきたいというふうに考えてございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 次に、本款について、他に御質疑のある方はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって20款諸収入に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、21款市債について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって21款市債に対する質疑はこれで終了いたします。 以上で、歳入各款についての質疑を終わります。 次に、第2条から第5条までについて質疑を行います。 第2条債務負担行為について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第2条債務負担行為に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、第3条地方債について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第3条地方債に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、第4条一時借入金について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第4条一時借入金に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、第5条歳出予算の流用について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって第5条歳出予算の流用に対する質疑はこれで終了いたします。 以上をもって、本案に対する質疑はすべて終了いたしました。 よって本案に対する質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。          午前9時56分休憩 -------------------          午前10時10分開議 ○議長(出口茂治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第2 議案第13号 平成22年度海南市国民健康保険特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第2 議案第13号 平成22年度海南市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) それでは、国民健康保険特別会計国保事業についてお尋ねします。 議案でもございましたが、不均一課税をなくしていくと、統一税率にするということと、介護分の最高賦課限度額を1万円引き上げて10万円にするという議案がございました。 それで私ちょっとお聞きするんですけれども、この後期高齢者医療制度が平成20年度に始まりましたけども、若干この平成17年度から新市になりましての国民健康保険事業の決算状況なり、平成21、22年度は予算状況ですけれども、こういう市政概要ですね、議会事務局が出している中で、その中から数字をちょっと見てみたんです。いわゆる療養諸費とか、出産育児一時金、葬祭費、高額療養費、これらを見てみますと、平成22年度の新年度予算がこれらの費用に要する予算について見てみますと、平成21年度と平成22年度を比較しますと、療養諸費で1.05%の増なんですね。先ほど言いましたこの4種類の費用に係る全体で言いますと、本年度は48億2,277万2,000円という予算が提案されておりますけども、これで言いますと、平成21年度比で見ますと1.2%、こういう平成22年度予算になっておるわけです。 そして、平成17年度、18年度、19年度、20年度、決算状況を見ますと、実質収支で言いますと平成17年度は400万円程度ですね。それから平成18年度、2,700万円程度。平成19年度、20年度とは、平成19年度は1億5,000万円強、平成20年度は2億1,000万円。そういうことで、基金が3億円ちょっとですか。それをことし1億8,000万円を取り崩して運用するということなんです。 そこで質問です。このような療養諸費等の伸びから見ても、私は今のこの平成19年度、20年度の決算状況を見ますと、税率を引き上げる必要があるのかどうかちゅうのは非常に疑問に思うんですよ。まず、その1点ですね。ですから今の、言いたいのは、ここ数年の決算状況等から見て、平たく言えば保険税を取り過ぎてるんちゃうかということなんですよ。ここの辺、まず1点をお聞かせ願いたい。 それと、これはちょっと御説明願いたいんですけれども、後期高齢者の医療の支援金、前期高齢者の医療の支援金、これはそう余り変化がないわけですね。制度が平成20年度にできましたから、ことしで3年目に入りますけど、新年度の後期高齢者支援金7億4,000万円、前期高齢者133万円。ところが、介護の分ですね、これについては、平成21年度は2億9,000万円、新年度は3億3,000万円弱に増額になっているんですけど、この理由はまず教えてください。 その2点、とりあえずお聞きします。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 平田保険年金課長   〔保険年金課長 平田喜義君登壇〕 ◎保険年金課長(平田喜義君) 4番 上田議員の御質問に御答弁申し上げます。 まず、国民健康保険の予算の、全体的に国民健康保険の税金のほう、歳入の部分でございますけれども、いろいろと決算状況を見ますと黒字になっている。あと税率を引き上げる必要があるのかという、保険税を取り過ぎではないのかという一つの御質問でございます。 税金の引き上げは、まず後の部分でもございますけれども、介護納付金に対する介護分は1万円の限度額がアップされる。これまた後に御答弁申し上げますが、この税率を引き上げるという部分では、確かに今まで不均一課税をさせていただいていました旧海南と旧下津の税率の部分からいえば、旧下津町の部分では、医療分に対して5.5%の部分の税率から5.9%になったということで、下津の方にとればやはり増になってございます。これは、合併協議会、そして運営協議会の経過から、もうあれから5年にもなりますので、平成17年から5年にもなりますので、統一した税率でということで、不均一課税を条例のほうで統一をさせていただいて5.9%ということになりましたが、統一すれば6.0%の税率になるところを、こういった経済情勢等で難儀していることということもありますし、基金や繰越金を視野に入れながら5.9%ということで、わずかですけれどもそのように減額をさせていただきました。 そして、2番目の介護分の増額ということで、介護分の部分は、条例にもございましたけれども、1万円のアップということで、平成21年度でそういった地方税法の施行令で10万円ということになっているということと、限度額をやはり1万円アップしなければ、中間層の方や低い人たちの部分の税率を上げなければならないということもありますので、その1万円をアップさせていただきました。そして同時に、介護分に対しては、以前、介護報酬の部分として3%の介護報酬が上がったことによって、介護納付金が増額されるということでやってたんですけれども、その部分の介護従事者処遇改善特例の部分で補助金を国のほうからいただきましたけれども、そを部分が平成22年度では半額、約240万円ぐらいが減額されるということで、その1万円をアップさせていただいた300万円強の部分を充てていきたいということで、増額をさせていただきました。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) ありがとうございます。 それで、課長の御説明にありましたけど、確かに平成22年度は、世帯当たりの保険税額、それから1人当たりは、平成21年度より多少、五、六百円かな、200円から600円ぐらい下がってるんですね。 私がお聞きしたいのは、ここ平成19年度、20年度、大きな剰余金を出してるわけやいてな。平成21年度の決算見込みというのはなかなか出しにくいと思うんですけどもね、私この傾向続くと思うんですよ。だからそのことが、一つはやっぱり受診状況がやっぱり療養諸費の伸びなんかも見ましても、そう高く見積もってないということはわかるんですけども、先ほどの御答弁ですと、この全体の伸びに比べて確かに保険税の調定額はそれを下回ってるんです。0.9%なんですけどね。 しかし、ここ平成19、20年度の決算状況を見ますと、やはり多額の剰余金出しているというね。これはやっぱり保険税の調定に問題があるんではないか、このように思うんですよ。その説明がちょっとなかったので、その点をもう1回お聞きします。 それと、平成21年度末見込みで、国保の基金が3億81万7,000円、それをそのうち1億8,397万9,000円を本年度に取り崩して国保会計に回しているわけですけども、これはあと全額ね、全額ちゅうよりもこの1億8,397万9,000円の基金を取り崩した根拠ちゅうんですか、これをお聞きしたいんです。まだ、残余の基金が1億1,800万円近くあるんですけれども、これについてはなぜこのように残したのかね。 やはり、先ほどちょっと急だったんで申しわけなかったんですけれども、担当課のほうへ資料をちょっとくださいということでいただきました。 確かに、この間の私どもが言ってました健康、命を優先して、滞納を理由にした短期証、資格証の発行はできるだけ抑えるようにということで、その都度その都度、議会においても主張してきましたので、この点については平成20年度より短期証については大きく減っていると。資格証はふえているんです。それと、滞納世帯数ですね。やっぱりこれ数字をいただきましたが、平成19年度が全滞納世帯数ですね、2,441世帯、平成21年、これは平成22年1月末現在ということで2,621人というように、やっぱり国保税が収入や所得に見合って非常に負担が重くなってきていると。これがやはり滞納世帯の増加につながっているということなんで、私はやはり現下の経済情勢を考えていく中で、本市のやはり国保税はやっぱり高いと。そういう点でこの20年度予算編成に当たってはね、やはり被保険者の負担を軽くするという、そういった点にやっぱり重点を置くべきではなかったんかという点での御見解をお聞かせ願いたい。 ○議長(出口茂治君) 答弁願います。 平田保険年金課長   〔保険年金課長 平田喜義君登壇〕 ◎保険年金課長(平田喜義君) 4番 上田議員の再質問に御答弁申し上げます。 まず、保険税を取り過ぎではないかという部分でちょっと答弁抜かりました。この部分では、確かに単年度実質収支も剰余金も生まれてございますけれども、当初はやはり医療費に見合う推計のもと、それに見合う保険料約40%分ぐらい、国庫補助金や県補助金等々差し引いた残り部分を税金として推計をさせていただきました。その部分ですけれども、特に前年度では、経営努力の部分で、思ったほか、特調、特別調整交付金という部分の特別事情の部分で4,000万円近う部分が思ったりよりいただけました。経営努力の結果ということもございます。そして、税金も、過年度の部分も予想以上に過年度収入があったということでございます。 そして、2番目の基金の取り崩しの根拠という部分でございますけれども、これは平成20年度に前期高齢者交付金という部分で、60から65歳未満の方のそういった医療費に対する被保険者、全国的な被保険者割合で計算された結果、平成20年4月から始まったばかりで大きく交付金が、3億円近い額がたくさんもらい過ぎてございました。全国的な部分で2年後に精算されるということで、今回平成22年度では3億円の近い部分を返還することになりましたし、平成20年のときに大きくもらい過ぎているなということで基金を積み立ててきました。3億円といいましても、あとの残りの1億2,000万円という部分は、国や県のほうの調整交付金や療養給付費負担金の部分でたくさん入ってきますので、241ページの基金繰入金というところの部分で1億8,397万9,000円、これが国保会計からいえば足らなくなるということで、基金から繰り入れをすることで予算計上させていただきました。 そして、なぜ基金を残したのかということでございます。この基金は、今3億円近うありますし、この1億8,000何がしをすると、1億1,800万円ぐらいがまだ残るということになりますけれども、国民健康保険もこれから先ずっといかんなんということで、この基金の部分では、今あるからといって基金を全額取り崩すというようなこともできません。万が一のために、こういった基金も少しずつ先の、これからの診療報酬の改正もちょっと増にもなりましたし、平成22年度はどうなるかもわかりませんので、これでも少ないぐらいの基金の残ですけれども残していかなければということで残しているわけでございます。 そして、3番目の、こういった事情で被保険者の負担を軽くしていかなければならないのではという見解でございますけれども、国民健康保険は単年度収支ということで、毎年毎年の医療費の推計に基づいてその1年間の収支均衡を目標としてきていますので、まずはことしの医療費の推計に対して税金を計算させていただいて、そしてまだ、先ほども言わせていただきました診療報酬の改正にも0.19%の増ということもございますけれども、それをまだ見込まず5.9%の医療費の税率に抑えさせていただいて、そして基金や前年度の剰余金を充てて、万が一のときに減ってくればそれに充てていきたいということで計算させていただきましたので、基本的には毎年収支均衡、あるからといって安くなるという部分ではございません。 以上でございます。御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(出口茂治君) 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) それで、そしたらその国庫の精算ちゅうんですか、これはいつするんでしたか。平成22年度の予算には返還金は計上されてないですね。これはいつ返還をしなければならないのかということですね。 それと、医療費の見積もりということで言われてるんですけども、先ほども最初のところで言いましたけれども、大体、療養諸費でいいますと、毎年1億から2億円ね、多く予算見積もりがされているんよ、決算から見ると。それは、保険者から見たら、たまたまそのときに流行的な疾患が起こらなかったからとか、先ほどの答弁でもありましたけども、不測の医療費の動向に備えて予算を見積もってるということなんですけれども、どうもやはりこの療養諸費の見積もりを多目に見積もってるんじゃないかと。大体、高額療養費いうのは大体、予算と、いわゆる執行額と大体合うんよ。ところが、この療養諸費ね、これは毎年1億から2億円、平成20年度だったら4億円ほど予算と実績に乖離があるんですよ。だから、ここの積算に過大な見積もりがあるんじゃないと思うんで、再度また1回、どんな方法、具体的にどういう療養諸費の予算見積もりをされているのかちゅうのを、もうこれで最後ですから、わからんかったらまた委員会で聞いてもらいますんで、よろしく。 ○議長(出口茂治君) 平田保険年金課長   〔保険年金課長 平田喜義君登壇〕 ◎保険年金課長(平田喜義君) 4番 上田議員の再々質問に御答弁申し上げます。 この前期高齢者の返還金ということでいつごろするのかという、先ほど私も返還金、返還金という言葉ばっかり言わせていただいたんですけれども、この返還金という言葉は、実は前期高齢者の交付金をいただくときに返還する部分を精算するということで、入ってくる部分でお返しする部分を差し引きするということになりますので、大体、今じゅうもう決まっている部分で予算を上げさせていただいていますので、返還金の部分では予算計上はされてません。それで、前期高齢者の療養給付費交付金の部分では、かなりの額が、3億円近い額が去年に対して三角になっていると思いますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 療養給付費の部分で、医療費の部分でございますけれども、毎年多く見積もっている部分ではないかという御指摘のとおりでございます。医療費は、前年度、前々年度の1人当たりの医療費の総計を常に計算しながら、平成22年度の数字を算出させていただいてございます。年々、医療費が上がってございます。65歳以上、60歳以上という高齢の方が年々お若い方よりもふえてございますし、率も上がってございます。順番ですけれども、お年の召した方は医療費はたくさん要りますし、そしてその人数が多ければ多いほど医療費が年々上がっていくということでございますので、そういったことで算出されれば多くなります。多くなりますけれども、むしろ万が一足らんということにもなるといかんので、この推計で知ってて上げたわけではないんです。ただ、推計上このように伸びを見ましてさせていただきました。その部分に対しては、伸びの部分では国の補助金や県の補助金を充てて、計算上入としても充ててございますし、税金のほうも税率を上げるわけではなく収納率をあえて上げまして収支均衡を保っているということで、この予算は収支均衡というようにさせていただいてございます。 以上でございます。どうぞ御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(出口茂治君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第3 議案第14号 平成22年度海南市老人保健特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第3 議案第14号 平成22年度海南市老人保健特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第4 議案第15号 平成22年度海南市後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第4 議案第15号 平成22年度海南市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 新年度、この4月から後期高齢者保険料の見直しが、2年に一度の見直しがされる時期ですね。 それで、今度のこの新しく見直しされる保険料について、全国的にはかなり上がるところも多いと聞いておるんですが、和歌山県のこの連合の場合は、今と比べてどのように変化するのか、まず教えてください。 それと、歳入のほうで、保険料が前年度と比べて3,700万円ほど多くなっておりますね。これは恐らく後期高齢者医療に加入される方がふえてくると見込んだ分だと思うんですけれども、その点はどうでしょうか。3,700万円ですね。ところが、歳出のほうを見れば、今度は広域連合のほうへ納める納付金については1,900万円ですね、約1,900万円少なく見積もりされております。一方で言えば3,700万円多くなってんのに、国保連合納めるのが1,900万円です、約ね。 それで、どういうふうにこの歳入歳出を合わせているかというと、一般会計からの歳入の分で繰入金ですね、この分が約5,600万円が昨年度より少なく繰り入れされているというところだと思うんですが、その点について、繰入金を昨年度並みにすれば、まだまだ全体に、全体にですよ、連合のほうでそれぐらいにすれば、保険料がまだうんと抑えられるん違うかなて思うんですけども、連合としたらね。その点はどう思いますか。 そして、もう一点が、65歳から74歳までの障害認定者の方ですね。これ和歌山県でいえば、全体に対象者どれぐらいあって、それで実際に後期高齢者へ加入された方はどのぐらいあるんか、わかれば教えていただきたいんですけれども。 以上です。 ○議長(出口茂治君) この際、暫時休憩いたします。          午前10時41分休憩 -------------------          午前11時9分開議 ○議長(出口茂治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第15号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 平田保険年金課長   〔保険年金課長 平田喜義君登壇〕 ◎保険年金課長(平田喜義君) 貴重なお時間本当にとっていただき申しわけございません。ありがとうございます。 改めて、12番 岡議員の御質問に御答弁申し上げます。 後期高齢者の部分の予算の中で、広域連合でどういうような1人当たりの調定なり、どういうような保険料を計算したかというまず御質問に御答弁申し上げます。 広域連合では、平成20年に始まりまして、平成20年、21年と保険税率や均等割額を設定します。そして、今回平成22年、23年ということで推計をしながら、税率を設定させていただいたちゅうことでございます。その部分では、やはりこういった経済状況等がありますので、今持っている基金なりを、剰余金や財政安定化の基金を投入しながら税率を設定したと聞いてございます。所得割率に直しますと、まず後期高齢者の部分は所得割率と均等割額ということになりますけれども、所得割率では7.91%、平成20年、21年度より0.01%減ということになってございます。均等割額につきましては4万2,649円、前年度の平成20年から21年にかけての4万3,375円よりも726円安くなってございます。結果、1人当たりの調定では、以前の部分と変わらないように設定しているということでございます。 そして、歳入の分の保険料の部分でございますけれども、3,700万円の増ということになってございますけれども、これは後期高齢者の被保険者の人数が年々やはりふえてございますので、そのふえてくる部分の税収が上がるということになってございます。 続きまして、歳出のほうの納付金の部分でございますけれども、保険料が減る部分でも納付金がふえた部分に対して納付金が減っているのはちょっとどうかなということでございますけれども、保険料の納付金の部分は、事務費とか、そして基盤安定、軽減した部分の負担金や、そして医療の療養給付費の負担金といういろいろ種類がありますけれども、その中の療養給付費の市の負担分が減額になっているということが、主な理由となってございます。これは、後期高齢者医療の会計では、先ほどの2年間の医療費を推計をしていますが、前回は平成20、21年度の医療費を推計した際、制度創設の当初ということもあり少し過大に見込んでいたということで、今回の平成22、23年度の推計に際しましては過去の2年間の実績に基づいて推計をしたということで、過大な部分が修正され減となったという経過もございます。 そして、繰入金の部分も5,600万円減ということになりますけれども、繰入金につきましても、一般から繰り入れをしていただける部分ありますけど、広域連合へお支払いする納付金の部分を繰り入れをしていただく部分がございます。事務費の部分もあるし、職員の給料の部分もございますけれども、特に療養給付費の先ほどの減になった部分もございますので、このようにセットで繰入金も減ということになります。 そして、先ほどの65歳から75歳未満の身体障害者の方、これは75歳からの後期高齢者の部分でございますけれども、身体障害者の方には、こういった級にもございますけれども、早く後期の制度が受けられるということになりますけれども、その部分では65歳から75歳の方は268名でございます。そして、その対象者はということになりますと、約540名程度が対象になって、50%の方が後期のほうへ移っているということでございます。 以上でございます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) この4月から全国的にはかなり保険料も上がるところも一部あるし、保険料が前年度並みに抑えられたちゅうことは、これも評価するところなんですけれども、ただし、平成20年、21年度に過大な、そういった過大見積もりしてたということやいしょな、はっきり言うてよ。それを、その剰余金とか基金を今回は取り崩して充当して、そして前回並みに抑えたということだろうと思います。 そして、もう一つが、65歳から74歳までの障害者の対象者の方々ですね。これが約50%の方が後期高齢者へ移行したということです。マル身の方だったら、医療費そのままだったらどうするかちゅうのを悩むところなんですね。保険料、後期高齢者医療制度へ払って1割の負担になるか、それか、今までどおり行こかというとこは悩むところなんですが、半分程度移行されたということなんですけども、この過大見積もりと言ったら語弊あるかもわからんけれども、多い目に取ってたということで、この65から74歳までの方々が、恐らくみんながこの後期高齢者へ移行したらよ、それだけようさん給付金が要ってたというのは、これはもうわかりますんで、もう理解できました。それでありがとうございました。時間とらせまして、すみません。 ○議長(出口茂治君) 他に御質疑ございませんか。 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) ちょっと教えてもらいます。 この制度が平成20年度から始まって、相当この制度というのは大変問題があるということで、全国的に大きな運動が起こりました。そういう中で、麻生政権の中で負担軽減の措置がとられてきているわけですけれども、これで担当課からいただいた資料を見ますと、いわゆる負担軽減ですね、これで本市の場合は、軽減額が平成20年度で1億3,900万円ですね。それから、平成21年度で1億4,900万円、ざっと1億5,000万円近いと。これについて、本年度、先ほど岡議員も指摘をしてましたけれども、政府においては財源措置をしないで、各都道府県の広域連合のいわゆる財政的な運用で引き下げられました。これはもう先ほどの質疑答弁の中で明らかになっておるわけです。 ところが、次の保険料の改定の時期にどうなるのかちゅうの、大きな問題が残ったままなんです。それはさておいて、この部分について、軽減額について県費で4分の3、市で4分の1という負担割合になっております。これについて、平成21年度まではこれに対する国のそういう財源補てんがあったのか、この平成22年度の軽減策について、これは従前どおりなのか、そこをひとつ教えてください。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 平田保険年金課長   〔保険年金課長 平田喜義君登壇〕 ◎保険年金課長(平田喜義君) 4番 上田議員の軽減措置についての御質問でございます。 軽減措置の部分では、保険基盤安定負担金ということで県4分の3、市のほうで4分の1を見るということで、平成20年、21年、そして平成22年、23年のこの2つで、ことしも同じように市のほうでも繰り入れをしていただく、県からも補助金としていただく、基盤安定としていただく、そのようになってございます。 以上でございます。 ○議長(出口茂治君) 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) 私はね、それはわかるんです。 いわゆる新政権が、いわゆる国の財源補てんなしに、平成22、23年度の後期高齢者の保険料の決定に対して、各広域連合で剰余金を取り崩したり、いろいろそういった策で保険料をできるだけ抑えないでおけと。これはそれなりにいいんですけどね、聞きたいのは、平成21年度までこの軽減策として県4分の3、市4分の1に対して、国からの財源的な補てんちゅうのはあったのかどうか。あったとしたら、平成22年度の保険料算定に当たっての、この保険基盤安定制度に国の負担、費用、お金が出てるのか出てないのか、そこをお聞きしたいんですよ。国からお金が来てね、県を通じて、いわゆる県負担分、市負担分と来てるんかどうか、丸々これが市の一般財源、県の一般財源で賄われているのか、それを聞きたいんです。平成20年、21年が、そういうふうな国の財源的な補てんがあったのか。なかったら、なかったでいいんですよ。あったのか、あったとしたらこの平成22年、23年度分についてはどうなってるんですかと聞きたい。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 この際、暫時休憩いたします。          午前11時22分休憩 -------------------          午前11時27分開議 ○議長(出口茂治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第4 議案第15号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 平田保険年金課長   〔保険年金課長 平田喜義君登壇〕 ◎保険年金課長(平田喜義君) たびたびもう貴重な時間を申しわけございません。 4番 上田議員の再質問に御答弁申し上げます。 国からのカバー、国からの補助金等はどうかという部分でございます。基盤安定の部分でございますけれども、基盤安定の軽減部分では県が4分の3、市が4分の1、市のほうから繰り入れをしていただけている部分がありますけれども、その4分の1の部分は交付税措置として算入されて、一般のほうへされてございます。あと、ほかにも軽減の部分で9割軽減とか、8.5割軽減とかっていう部分がございますけれども、その部分では、広域連合のほうへ国のほうからそうした軽減措置をした部分が、直に広域連合のほうの会計に国から入っているということでございます。そしてまた、本年度からもこの同じようなこの制度を継続するということでございます。 以上でございます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) わかりました。 それでは、委員会審査もありますんでね、この保険基盤安定制度繰入金について、その内訳と財源、どのように所要の財源が措置されているかという、今言われた交付税でどれだけ入ってるんか、それをどう繰り出しているんか、そこの内訳を委員会審査のためにも資料として出していただくことを要望します。 以上です。 ○議長(出口茂治君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第5 議案第16号 平成22年度海南市介護保険特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第5 議案第16号 平成22年度海南市介護保険特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略させていただきたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第6 議案第17号 平成22年度海南市産業廃棄物処理事業特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第6 議案第17号 平成22年度海南市産業廃棄物処理事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第7 議案第18号 平成22年度海南市地域排水処理事業特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第7 議案第18号 平成22年度海南市地域排水処理事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第8 議案第19号 平成22年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第8 議案第19号 平成22年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第9 議案第20号 平成22年度海南市港湾施設事業特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第9 議案第20号 平成22年度海南市港湾施設事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第10 議案第21号 平成22年度海南市簡易水道事業特別会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第10 議案第21号 平成22年度海南市簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。          午前11時33分休憩 -------------------          午前11時41分開議 ○議長(出口茂治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第11 議案第22号 平成22年度海南市水道事業会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第11 議案第22号 平成22年度海南市水道事業会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) 20ページの減債積立金ですが、平成21年度予算からの流れをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 西本業務課長   〔業務課長 西本幹夫君登壇〕 ◎業務課長(西本幹夫君) 8番 尾崎議員の御質疑に御答弁申し上げます。 減債基金の積み立てでございますが、平成20年度決算額1億4,755万4,000円、それから平成22年度で取り崩しを予定しておりますので、その金額が6,937万3,000円、それと平成21年度の決算見込みの剰余金ですけれども、これの5,041万7,000円を足したものが、そこの20ページの1億2,859万8,000円となってございます。 以上でございます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。 8番 尾崎弘一君 ◆8番(尾崎弘一君) わかりました。 取り崩しての予算ていうんですか、使用は何に、目的は何ですか。ひとつお願いします。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 西本業務課長   〔業務課長 西本幹夫君登壇〕 ◎業務課長(西本幹夫君) 8番 尾崎議員の御質疑に答弁申し上げます。 使用のほうですが、2ページ、資本的収支に伴う分でございますが、資本的収入に対し不足する額に不足額が生じた場合は補てん財源で穴埋めするということになってるんですけども、平成22年度予算につきましては、過年度損益留保資金等では足りませんでしたので、減債基金を6,937万3,000円取り崩して補てんするものでございます。 以上でございます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第12 議案第23号 平成22年度海南市民病院事業会計予算 ○議長(出口茂治君) 次に、日程第12 議案第23号 平成22年度海南市民病院事業会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。          午前11時45分休憩 -------------------          午前11時50分開議 ○議長(出口茂治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第13 議案第24号 藤白都市下水路幹線管渠工事請負変更契約締結について ○議長(出口茂治君) 次に、日程第13 議案第24号 藤白都市下水路幹線管渠工事請負変更契約締結についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 谷財政課長   〔財政課長 谷 勝美君登壇〕 ◎財政課長(谷勝美君) 議案第24号 藤白都市下水路幹線管渠工事請負変更契約締結について御説明申し上げます。 この藤白都市下水路幹線管渠工事の請負契約につきましては、平成21年8月26日に実施しました条件つき一般競争入札の結果に基づき、同年9月定例会におきまして契約金額1億8,616万5,000円、工事請負人、和歌山市友田町4丁目18番、弘安建設株式会社、代表取締役池上元一、工事内容、管路施設工事一式、工事期間、平成21年10月5日から平成22年3月31日までとし、議案第83号で上程させていただき、御審議の上、10月5日に御可決いただいた契約でございますが、この契約期間内に完了することができず、やむを得ず工事期間を平成22年7月30日まで延長する請負変更契約を締結するものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) 別に変更するのは、これはもういたし方ないことですけどね、半年で、約半年ですね、やれる工事ということだったんですが、7月30日まで延びるということですね。まず、どうしても延ばさなければならない理由。 それから、7月30日というふうにしますと、6月、今も梅雨のような天気が続いているんですがね、6月梅雨、台風は避けられますけれども、梅雨などが6月にやっぱり発生、日本は例年のようにありますからね、そういうことも含んで7月30日ということにしてますか。 もうほんまに二、三日、非常に雨が多くって、工期のほうも延びると思うんですが、7月30日で、梅雨なども含んで完成できるということですか。それも質問です。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 畑中都市整備課長   〔都市整備課長 畑中 正君登壇〕 ◎都市整備課長(畑中正君) 22番 河野議員からの藤白都市下水路幹線管渠工事にかかわる御質疑に御答弁申し上げます。 まず、1点目の約半年でやれる工事だったのではという御趣旨の御質疑に御答弁申し上げます。 この藤白都市下水路幹線管渠工事につきましては、事業自体が平成19年度から実施してございまして、平成21年度に幹線管渠工事を行ってございます。この幹線管渠工事は、当初、平成21年度、22年度の2カ年で施工する予定で、平成21年度工事費1億8,900万円と、債務負担行為により平成22年度工事費2億6,200万円をお認めいただいておりましたが、昨年6月に国の1次補正に係る地方財政措置により新たに2億7,000万円の内示があったことから、平成22年度の事業を前倒しし、本年度平成21年度において幹線管渠全線について工事を行うこととなり、昨年9月議会において藤白都市下水路幹線管渠工事の契約をお願いし、お認めいただいたところでございます。 しかしながら、平成22年度の工事を前倒ししたことから工事量も大幅にふえたことや、補助事業の関係もあり3月末に工期を設定させていただいたことなどから、工期内に完了することが困難となりました。これにつきましては、県担当課とも協議し、県を通じ国の了承も得たことから、今回工期延期をお願いするものでございます。 次に、2点目の工期末が7月末、梅雨等の影響は大丈夫かという御趣旨の御質問かと思います。 まず、今回のこの工事につきましては、いわゆる幹線管渠を、トンネルをくりぬいていくような形の工事でございますので、その工事自体は直接水路とはまだ接合していませんので、工事自体については影響ないかと考えてございます。 ただ、発進及び到達については、発進坑並びに到達坑を使ってございますので、これについては、雨水排水等の排除は十分に施設として設置してございますので梅雨等については影響ないものと考えてございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) 理由はようわかりました。わかったら、そしたらよ、最初のように無理に前倒しせんでもよかったんちゃうん。その間の事務や人の……   (発言する者あり) いや、よかったという話やしてよ、よかったと言ってらいしょ。慌てることなかったんちゃう。その間、事務量とか人の動きとか、私は決して……   (発言する者あり) いろいろ言うてますがね、横でよ。やるなということ言うてん違うんですよ。何か横やりでがちゃがちゃ言うてますからね。ちょっと余計なことはええですわ。 そしたらね、もう最初からしとったらよ、いろんな事務とかよ、いろんな手続とか、人の動きとかよ、もうせんでもやで、その間、いろんな事務手続等々要ったわけやろ。無理せんでもよかったなと思うんですがね。余りしつこく聞きたくはありませんけれども、その点、国の補助が云々も今言われましたけどもね、別にもともとのとおりでも補助等が矛盾なく受けれたん違いますか。その点だけちょっとお答え願えますか。 ○議長(出口茂治君) 当局から答弁願います。 畑中都市整備課長   〔都市整備課長 畑中 正君登壇〕 ◎都市整備課長(畑中正君) 22番 河野議員の、今回の内示を今年度なぜ受け入れたのかという御質疑と考えます。 この藤白都市下水路事業につきましては、国の1次補正に係る特別の地方財政措置により、補助率40%、補正予算債100%、その予算債の90%が交付金として充当されるなど好条件な内容であったため、今回の追加補正を受け入れたところでございます。 また、この事業自体も非常に、災害に対する事業ちゅうことでございますので、緊急性も要するということで、今回事業を実施したところでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 再々御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、昼食のため午後1時まで休憩いたします。          午後0時休憩 -------------------          午後1時開議 ○議長(出口茂治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第14 議案第25号 財産の取得について ○議長(出口茂治君) 次に、日程第14 議案第25号 財産の取得についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、8番 尾崎弘一君の退席を求めます。   〔8番 尾崎弘一君退席〕 当局の説明を求めます。 塩崎企画課長   〔企画課長 塩崎貞男君登壇〕 ◎企画課長塩崎貞男君) 議案第25号 財産の取得について御説明申し上げます。 この議案につきましては、海南市土地開発公社に先行取得を依頼しておりました昭南工業株式会社跡地用地について市の活性化につながる土地利用を図るため、海南市築地1番1外1筆、面積1万9,089.17平方メートルを、価格25億1,227万8,363円で海南市土地開発公社から取得しようとするものでございます。参考として図面を添付しておりますが、市が買い戻した後は、この図面の海南市築地1番1の土地1万8,453.42平方メートルについては株式会社オークワへ大型商業施設用地としての貸し付けを予定しております。 また、海南市築地1番109の土地635.75平方メートルについては、市道として市が整備する予定となってございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 8番 尾崎弘一君に入場してもらってください。   〔8番 尾崎弘一君入場〕 ------------------- △日程第15 議案第26号 海南市教育委員会委員任命の同意について ○議長(出口茂治君) 次に、日程第15 議案第26号 海南市教育委員会委員任命の同意についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長 神出政巳君   〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 議案第26号 海南市教育委員会委員任命の同意について御説明申し上げます。 海南市教育委員会委員、坂口卓平氏が平成22年5月19日をもって任期満了となります。したがいまして、その後任者として柴田昌世氏を任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 柴田昌世氏の経歴等につきましては、お手元の議案資料のとおりでございます。同氏は人格高潔で、教育文化に関しすぐれた識見を有しておられ、本市教育委員会委員としてまことにふさわしい方だと存じますので、何とぞ御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 議案第26号 海南市教育委員会委員任命の同意についてを原案のとおり同意することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり同意することに決しました。 ------------------- △日程第16 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(出口茂治君) 次に、日程第16 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長 神出政巳君   〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について御説明を申し上げます。 人権擁護委員、井澤節女氏が平成22年6月30日をもって任期満了となります。したがいまして、その後任者として再度、井澤節女氏を推薦いたしたく、議会の同意をお願いするものであります。 井澤節女氏の経歴等につきましては、議案資料のとおりでございます。同氏は人格、識見ともにすぐれ、人権擁護委員としてまことにふさわしい方だと存じますので、何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案についても、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを原案のとおり同意することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり同意することに決しました。 ------------------- △日程第17 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(出口茂治君) 次に、日程第17 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長 神出政巳君   〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について御説明を申し上げます。 人権擁護委員、出口達久氏が平成22年6月30日をもって任期満了となります。したがいまして、その後任者として再度、出口達久氏を推薦いたしたく、議会の同意をお願いするものであります。 出口達久氏の経歴等につきましては、議案資料のとおりでございます。同氏は人格、識見ともにすぐれ、人権擁護委員としてまことにふさわしい方だと存じますので、何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(出口茂治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案についても先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを原案のとおり同意することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり同意することに決しました。 ------------------- △日程第18 発議第1号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例について ○議長(出口茂治君) 次に、日程第18 発議第1号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 22番 河野敬二君   〔22番 河野敬二君登壇〕
    ◆22番(河野敬二君) 発議第1号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを御説明いたします。 本案は、来る5月1日から本市議会の議員定数が22人となることに伴い、現在の常任委員会の委員定数の合計と符合しなくなるため、建設経済委員会及び教育厚生委員会の委員の定数を改めようとするものでございます。 改正の内容につきましては、第2条第2号及び第3号中「8人」を「7人」に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、平成22年5月1日から施行しようとするものでございます。 議員各位におかれましては、何とぞ本案に御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(出口茂治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案についても、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 発議第1号 海南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを原案可決することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案可決することに決しました。 ------------------- △日程第19 発議第2号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書(案) ○議長(出口茂治君) 次に、日程第19 発議第2号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書(案)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 22番 河野敬二君   〔22番 河野敬二君登壇〕 ◆22番(河野敬二君) 発議第2号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書(案)の朗読をもって説明とさせていただきます。 不況の波を受け、企業経営も労働者の暮らしも深刻な事態に直面している。今、労働者の3分の1超が年収200万円未満であるといわれ、低賃金ゆえに十分な貯蓄もできず、生活困窮に陥っている。 最低賃金の引き上げは、貧困対策のみならず、景気刺激策としても有効である。低所得層ほど消費性向は高く、身の回りの衣食関連財など中小企業の製品を地域で購入する傾向が強いからである。不況により企業の「支払能力」は低下しているが、今の低すぎる最低賃金の引き上げは避けて通れない課題であり、中小零細企業に対する支援策を並行して進めることによって実現しなければならない。 下請企業の実情からいえば、不当な単価引き下げ圧力のもとで、いかにして適正単価を確立するかが大きな課題となっており、最低賃金の引き上げとあわせ、公正取引ルール確立が求められている。最低賃金を生活保障水準に引き上げ、企業間取引の力関係や競争入札の力学の中でも貧困が生み出されないようにし、適正利潤を含んだ単価設定が可能となる経済社会を実現するべきである。 最低賃金を大幅に引き上げ、働く貧困層をなくし、早急に日本経済を景気回復への道へと導くため、下記の内容を早期に実行するよう意見書を提出する。 下記を読み上げます。 1.ワーキングプアの根絶と地域格差是正のため、全国最賃1,000円を実現するための最低賃金法の抜本改正を行うこと。 2.上記の法改正とあわせて中小企業支援策の拡充と下請取引適正化のための制度改善を実施し、まともな単価で公正取引が行われる経済環境を実現すること。 3.企業に対し、労働者の雇用維持と安定雇用の創出を求めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。 なお、提出先は内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。 どうか皆さん御理解をいただき、御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(出口茂治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 24番 山部 弘君 ◆24番(山部弘君) 一つだけお聞きをしたと思います。 最低賃金を上げることについては異論はないんですけれども、私といたしましては、まずは都市と地方の格差を少なくすること、このことが先決だと常々思っておるわけでございます。そんな意味からいたしまして、ここの記に書いております、1に関連して1点だけお聞きをしたいと思います。 一つは、先ほど言いましたように、都市と地方の格差をできるだけなくすることということから、東京の最低賃金と和歌山の最低賃金の現状についてお聞きをしたいと、これが1点目です。 それから、2点目でありますけれども、全国で一番高い都道府県の最低賃金は幾らでございますか。これが2点目。 3点目は、現状で全国平均は幾らになっておりますか。 この3点についてお聞かせください。 以上です。 ○議長(出口茂治君) 答弁願います。 22番 河野敬二君   〔22番 河野敬二君登壇〕 ◆22番(河野敬二君) 24番 山部議員の質問にお答えをいたします。 1点目、都市と和歌山ということで、2点目の質問の答えと重なりますが、お答えをいたします。全国一高いところは、東京都でございます。東京都が、1点目の質問です、791円です。和歌山県が674円です。ですから、差は……。ちょっと計算すぐできません。   (発言する者あり)791円と674円でございます。 3点目にいきます。全国平均は713円ですから、和歌山の674円よりも全国平均のほうが高くなっております。 以上で、山部議員の質問の答えといたします。 ○議長(出口茂治君) 再度の御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案についても、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 発議第2号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書(案)について、全面的に賛成の立場で討論いたします。 もう皆さんも御存じのように、よく言われるのが、大学をせっかく出たけれども自分の思う希望の職にはつけないどころか本当にまともな正規雇用にありつけない、というのが今の実態ではないでしょうか。 やはり、ここにも書かれていますように、そうした不安定な雇用が蔓延している中で、働きながら、働いても働いても暮らしは楽にならないというワーキングプアの問題、そして地域格差、今質疑されましたけれども、地域の賃金格差の問題もありますね。それから、やはりよく言われているのが、今、年間の所得が200万円以下というサラリーマンの方々、何と全国で3分の1ということで、大変な中でこの意見書については1,000円ということで、時間給1,000円ということで、これはもうそのとおりだと思います。 そして、それとあわせて中小企業の支援策の拡充と、そして下請のそうした取引の適正化ということも、これあわせて書いておられますんでね、これはもうそういうふうに一方で賃金上げるかわりに支援をするというのが、これも適正かなと思います。 そして、まともな企業へのルールづくりというところもこの3番へ入れられておりますので、全面的に賛成の立場でありますので、皆さんよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(出口茂治君) 他に討論ございませんか。 13番 矢本 伊君 ◆13番(矢本伊君) 本意見書に対して、反対の立場で討論を行います。 一番懸念するのが、やはり最低賃金の引き上げが、やはり雇用の絶対数を絞り込んでしまう効果というものがあります。すなわち、失業率が上昇するおそれがあります。意図とは逆に、働き口を失った悲惨な方がふえてしまう可能性が懸念されるところでございます。実質的な賃金水準の向上は、労働の付加価値、生産性を高めることでしか達成されない。それ以外の対策は、実は余り本質的ではないかというふうに考えるものでございます。制度で最低賃金を高めるより、同じ予算で人的資本投資を誘導する何らかの施策をとったほうが皆が幸せになれる、そういう思いから反対といたします。 ○議長(出口茂治君) 他に討論ございませんか。 22番 河野敬二君 ◆22番(河野敬二君) 岡議員が賛成討論をしましたので、私はダブらないようにこの発議第2号に賛成の討論をいたします。 1点目のこの1,000円というのは、現下の経済状況の中で、これは生活をしていく、暮らしていく上では最低必要だと、岡議員が討論しましたのでそれ以上申し述べません。 そして、特に2番目の下請との関係です。大企業の働く方々の給料も、例えば従業員、大企業の賃金を100とした場合、従業員100から499人の企業の方は、1997年の場合は77.7%、2007年は72.9%。同じく従業員30から99人の企業の方の賃金は、平均ですが、1997年で62.7%、2007年で59.7%です。従業員5人から29人の企業の場合は、1997年が54.6%、2007年は50.5%。 この間、大企業は内部留保、トヨタが今世界でもいろいろと注目されていろいろ言われておりますが、トヨタなどは、皆さん御存じのように、トヨタ銀行と言われるほど内部留保がどんどん、ちょっと私金額を今よう申し述べませんが、されてるんですね。お金、いわゆるもうかったお金をため込んで来とるんですね。ですから、大企業の社員、それから今言いました中小企業の社員などの、片一方でどんどん大企業はお金をもうけておきながら、中小企業の、何を言いたいんかったら、社長さんも中小企業の労働者も、下請などはどんどん給料が切り捨てられてきてるんです。 そこで、私、一般質問を入札の問題でいたしました。下請振興法の問題は、財政課長にも質問をいたしまして、これは国の省庁が守らなければならないんですね。下請振興法というのは、いわゆる適正な利益をきちっと元請との関係で出して、それから労働条件の改善とか労働時間も、そしてそれを下請業者と親業者が協議して決めるとなっとるんですね。なかなかこれらも守られておりませんし、下請代金法という法律があるんですが、これも守られてきてないんですね。 その点については、自民党・公明党政府から民主党中心の政府にかわりましたが、若干そういった法律については守るべきというような形にはなってきています。首相はこの間、我が党の志位委員長の予算委員会の質問で、中小企業のいわゆる下請などの企業の実態を守れというような質問に対して、こういうような答弁をしております。鳩山首相ですね、日本の宝であり、中小企業というのはね、明かりを消さないようにしていきたいというふうなことを言われております。 ですから、日本の二次産業は、多くは中小企業です。ですから、そういった下請のそういう今ある法律、下請代金法や下請振興法を適用すれば、きちっと守ることをしていければ、中小企業の下請代金も上がるし、ひいては社長さん、中小企業の、特に零細企業などは社長さんの給料もなくしてまで労働者の給料を守っとるんですね。 ですから、この2点目であるそういう中小企業や下請をまず守るということも、非常に今大事だというふうに思います。 そして、3点目の労働者の雇用の維持と安定雇用の創出の問題ですが、派遣、派遣ていうふうに言われました。前の年の暮れから正月にかけて、ことしは例の湯浅 誠さんが国の機関に入って、国の機関で言って、そういった派遣労働者やワーキングプアのいわゆる派遣村の法的な整備なども進められ、やられておったんですが、しかしこれね、こういうような状態になったのは、やっぱりどういう産業でも派遣労働者が可能になった、しかもヨーロッパなどと違って、例えばヨーロッパの進んだところでは、働く形態はいろいろあっても、男女違っても、大体、働くいわゆる内容によって賃金が決められておるんですね。この役所の中でも、同じような仕事をしておきながらいろんな形態があります。例えば、正規の職員、そしてパートの方、それから委託を受けて働いている方、それからいわゆる館長などのそういう常勤の、そういう館長さんなどの身分で働く方、同じ役所の中でもこんなにあるわけですね。これはやっぱり、もろに現下の日本の、官製ワーキングプアと言いますが、日本のこの労働状況が入ってきとるわけです。 ですから、せめて私どもは派遣労働なども少なくしていく。すぐにはできませんからね。普通の労働、いわゆる一般的な労働は、これは派遣ができなかったんです、今までね。これが一定の時期に全部取っ払われてまして、いわゆるすべて派遣でできる、いわゆる普通の製造業に派遣労働者が可能になった中で、ますますワーキングプアがふえていったわけです。ですから、こういったこともきちっと整備をするというのがこの意見書の基本的な考え方でありますので、私は先ほども冒頭、発言いたしましたように賛成ということで、討論にかえさせていただきます。 以上です。 ○議長(出口茂治君) 他に討論ございませんか。 4番 上田弘志君 ◆4番(上田弘志君) 本意見書に賛成の立場で。 今、雇用の問題、雇用制度の問題とかで河野議員が解明をしましたけど、私は主に矢本議員の反対の趣旨ですね。雇用需要を縮小するんだと、職を失う人が出てくると。最低賃金引き上げるよりも生産性の付加価値を高めるという点で言われたわけですけれども、考え方としてはそういう意見はありますね。最低賃金の引き上げによって、中小企業が経営が大変になるということであります。 しかしこの点については、今この意見書(案)の中にも中小企業支援の拡充等ですね、国の制度としてきちんと整えていくということがやはり大事なわけでして、そういう点では、別にそういった面であわせてやれば十分できると。そして、何よりも今日本経済に求められているのは、輸出頼みの経済の仕組みから内需転換の経済の仕組みに変えていく。これはもう世界的な傾向なんですね。いわゆる大量生産、過剰生産、それと金融危機が重なってますから、どうしてもやはりそれぞれの国の内需を拡大して、その国の経済を立て直していくということが、今世界的に求められているわけです。 こういった意味で、今日本では全国一律最賃制というのは確立されておりません。各地域で最賃を決めていくということで、極めて、先ほど山部議員の質疑にありましたように、東京と和歌山、都会と地方の格差が依然として縮まらないと、こういう状況にあります。ですから、全国どこでも時給1,000円の最低賃金法の改正というのは、こういった方向に道を開いていくということになります。 そして何よりも、このことが生活保護費とか、また正規労働者の賃金、公務員労働者の賃金、こういう形で波及をしていくと、社会保障も底上げされていく、こういう関係を持っております。そういった意味で、私はこれを中小企業や零細業者に責任をかぶせるのではなく、いわゆる大企業のそういったために労働法制が自由化されてしまった。そういう中で非正規労働者がふえていったり、またこの10年間、勤労者の給与は目減りをしているわけですね。ずっと10年間下がりっぱなしになっている。これを改めて、内需転換に経済の仕組みを変えていく上でも、非常に大きな転換をもたらすものであるという立場で賛成をいたします。 以上であります。 ○議長(出口茂治君) 他に討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 発議第2号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書(案)を原案可決することに御異議ございませんか。   (「異議あり」と呼ぶ者あり) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案を原案可決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 お座りください。 起立少数。よって本案は否決することに決しました。 この際、今期定例会に提出された議案のうち、既に議決された議案4件並びに発議2件を除く当局提出議案24件を、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため、暫時休憩いたします。          午後1時38分休憩 -------------------          午後1時43分開議 ○議長(出口茂治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △諸般の報告 ○議長(出口茂治君) この際、各常任委員会委員長招集の委員会開催日程を事務局長から報告させます。 寺本事務局長事務局長(寺本順一君) 報告いたします。 総務委員会、3月9日、午前9時30分、第1委員会室。建設経済委員会、3月9日、午前9時30分、第2委員会室。教育厚生委員会、3月8日、本日です、午後2時15分、第4委員会室。 以上でございます。 ○議長(出口茂治君) 報告が終わりました。 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 お諮りいたします。 明日3月9日から3月17日までの9日間、委員会審査のため休会し、3月18日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって散会いたします。          午後1時45分散会 ------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長  出口茂治  議員  栗本量生  議員  宮本憲治  議員  河野敬二...